現役医学部生に聞く
2017.06.07
【ハンガリー国立大学・濵田 通果 さん】様々な国から来た 仲間たちと一緒に頑張り、大きく成長し夢を叶えたい
ハンガリーの医学部に行くという選択肢は、高校3年の冬に叔母が紹介してくれました。当時大学受験がうまくいかず、ちょうど浪人する準備をしようとしていた時でした。昔から留学してみたいという夢がありましたが、英語が苦手で理系ということもあり諦めていました。説明会に参加して、「自分のやりたい事を一度にできるなんて、なんて楽しそう!」とすぐに両親に相談したところ、快く私の夢を応援してくれました。
※本記事は『日経メディカル/日経ビジネス/日経トップリーダー 特別版 SUMMER.2017年6月〈メディカルストーリー 入試特別号〉(日経BP社)』に掲載されたものです。
センメルワイス大学4年
濵田 通果 さん
今まで一番印象に残っている科目は
2年生の生理学です。私は2年生の時に体調を崩し、留年した際に「学業というのはただ勉強を頑張るだけではダメで、体力も精神力も共に鍛えていかなければならないものだ」と実感しました。 論理的思考が求められる科目なので『理解する』意識で勉強し、友達と分からないことを教え合い、実験も納得いくまで先生と相談しながら進めました。 現在、後輩に生理学を教えているのですが、上の学年でもしっかり使う基礎知識なので、一生懸命勉強して良かったと思います。
呼吸器内科の授業の先生とクラスメイトたちと
勉強会で後輩たちに教える場面も
学校のイベントやクラブなど、どんな活動をしていますか
免疫学の研究室に3 年から所属しています。実験でデータを集めて評価していくのは授業と違い楽しみです。また、学生が集まるカンファレンスで英語でプレゼンテーションしたことは、勉強以外では大学生活で一番頑張ったことです。大勢の方の前でのプレゼンは苦手でしたが、自信につながりました。毎年、異文化交流パーティも参加しています。
ハンガリー医科大学の魅力は
色んな国から学生が来ることでしょうか。もちろん英語で勉強し、英語でコミュニケーションを取るので英語の上達もしますが、それ以上に日本以外の世界がそこに繋がっているのを感じます。国によって様々な考え方やライフスタイル、将来の目標などがあるので、日本にいたら知らな
かったであろうことが沢山あります。ここで皆と一緒に勉強を頑張ってきて、人として大きく成長できたと思います。
濵田さんの4年生後期時間割
*:選択科目
必修のない時間は選択科目や勉強会に参加するなど、意欲的に自分の勉強に当てている
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