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2013.11.10

【国公立大学】受験校を選ぶ際の「配点」のチェックポイント 2014年度入試版

国公立大学編

センター試験の配点から大学を探す

 

1科目の配点比重が高い大学

 

2科目の配点比重が高い大学

 

均等配点型の大学

 

センター試験と個別試験の配点ウエートに注目しよう

 一方、国公立大学医学部の一般入試は、センター試験と、各大学が個別に実施する個別試験(一般的に2次試験と呼ばれる)の合計点で合否が判定されます。
ただし、気をつけておかなければならないのは、ほとんどの大学で、センター試験か、個別試験かのいずれかを高い配点ウエートにしていることです。出願校を最終決定する際に、この点はとても重要なポイントになります。なぜなら、万が一、センター試験で思うような得点があげられなかった場合、個別試験で逆転合格を果たすためには、個別試験の配点ができるだけ高い大学をターゲットにする必要があるからです。逆にセンター試験で高得点をあげることができた場合は、センター試験の配点が高い大学を狙えば、合格の可能性が高まるわけです。
以下に、各大学がセンター試験、個別試験のどちらの配点を高く設定しているのかを示しました。中には、個別試験の配点ウエートを極端に高くしている大学もあります。多少センター試験がうまくいかなかったからといって、簡単にあきらめる必要はないのです。

センター試験の配点が高い大学

大学 医学部 偏差値ランキング

個別試験の配点が高い大学

大学 医学部偏差値ランキング

センター試験、個別試験が均等配点の大学

大学医学部偏差値ランキング

面接も含めて各科目の配点をチェックしよう

 国公立大学の場合も、私立大学と同様に、自分の得意科目の配点が高く、不得意科目の配点が低い大学を選択した方が合格率が高まることはいうまでもありません。
 ただし、いくつか細かな点で注意しておかなければならないこともあります。それは、センター試験、個別試験それぞれで、高いウエートが置かれる科目が異なるケースがあることです。たとえば北海道大学では、センター試験は国語の配点が高くなっていますが、個別試験は均等配点型です。山梨大学はセンター試験は外国語の配点が高く、個別試験は均等配点型です。その多くの場合、個別試験で課されない科目の配点を、センター試験で高めに設定しています。つまり、バランスのとれた学力を備えた人を入学させたいという意識があらわれていると考えられます。
 受験生としては、なかなか対策が立てにくいと感じるかもしれませんが、センター試験と個別試験では出題内容が異なることを踏まえれば、対策はそう難しいことではありません。センター試験の標準的なレベルの選択式問題、個別試験の記述式問題それぞれで、自分がどの程度の得点力を備えているかを考えれば、自分に適した配点の大学は自ずと絞れてくるでしょう。
 もう1つ、気をつけておきたいのが面接の配点です。段階評価程度の大学もありますが、中には学科試験よりも面接の方が配点が高い大学も見られます。その場合は、当然、十分な対策を立てて臨むことが肝心です。


外国語の配点が高い大学

センター試験

大学 医学部 東京

国語の配点が高い大学

センター試験

大学 医学部東京

理科の配点が高い大学

センター試験

大学医学部 東京

個別試験

大学 医学部倍率

面接の配点が高い大学

個別試験

大学医学部倍率

※1 小論文と面接あわせて350点


小論文の配点が高い大学

個別試験

大学医学部 倍率

総合テスト(総合問題)の配点が高い大学

個別試験

大学 医学部 倍率

調査書の配点が高い大学

個別試験

大学医学部倍率

外国語・数学の配点が高い大学

センター試験

大学 医学部 東京

※小論文と面接を合わせて100点

外国語・理科の配点が高い大学

センター試験

大学 医学部東京

個別試験

大学 医学部 東京

国語・理科の配点が高い大学

センター試験

大学医学部 東京

数学・理科の配点が高い大学

センター試験

大学 医学部東京

個別試験

大学医学部東京

※面接は総合判定の資料とする


学科試験が均等配点の大学

センター試験

医学部

個別試験

医学部受験

※1 面接は総合判定の資料とする

掲載するデータは2014年度入試のものです。入試内容は変更される場合がある為、
志望大学の最新情報は各大学HPまたは募集要項等をご確認下さい。

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