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2017.01.22

【医学部進学マネーガイド/STEP3】成績上位者は特待生に挑戦!

※本記事は『日経BPムック2017/日経メディカル「医学部進学ガイド」 』(2016年10月発売)に掲載されたものです。

入試の成績次第で学費を減免大学独自の特待生制度も

医学部進学のためのマネーガイド レポートのイメージ

 優秀な成績で合格すれば、「特待生」として学費が減免されることがあります。例えば北里大学では、「一般入試合格者の中から若干名、学費の一部または全額を免除」するという入学時特待生制度があります。東京慈恵会医科大学にも「入学者のうち入学試験の成績上位5名の初年度授業料を全額免除。2年次からは前年度の成績上位5名の当該年度授業料を半額免除」となっています。

 しかし、全額や半額免除を当てにして必死で勉強しても、努力が報われるとは限らないのが難点。それと比べると、大阪医科大学の「前期1次試験合格者100名を対象に、入学時納付金を242万円減免」、東京医科大学の「一般入試の成績上位者35名まで、センター試験利用入試成績上位者20位までを特待生とし、初年度の授業料および教育充実費計500万円を免除」といった制度のほうが、減免幅は小さいものの、「当てにしやすい」といえます。

◆日本全国から出願OK!

入学前に受給資格が得られる「地域枠入試」(抜粋)

大学名 地域種別 定員 金額(6年間在学した場合の総額) 返還債務免除に必要な勤務期間
  愛知医科大学 愛知県地域特別枠 10名 2010万円 10年間
  大阪医科大 大阪府地域枠 2名 1920万円 9年間
  川崎医科大学 静岡県地域枠 5名 1440万円 臨床研修を除く奨学金
貸与期間の1.5倍 ※
  川崎医科大学 長崎県地域枠 5名 968万6480円 奨学金貸与期間の1.5倍
  関西医科大学 大阪府地域枠 5名 720万円 9年間
  北里大学 茨城県地域枠 10名 1080万円 9年間
  北里大学 相模原市修学資金枠 2名 3890万円 9年間
  北里大学 山梨県地域枠 1名 936万円 9年間
  近畿大学 大阪府枠 3名 720万円 奨学金貸与期間の1.5倍
  近畿大学 静岡県地域枠 5名 1440万円 臨床研修を除く奨学金
貸与期間の1.5倍 ※
  近畿大学 大阪府枠 2名 1440万円 奨学金貸与期間の1.5倍
  近畿大学 奈良県地域枠 10名 1440万円 9年間
  順天堂大学 新潟県地域枠 2名 2160万円 9年間
  東海大学 神奈川県地域枠 5名 720万円 臨床研修を除く9年間以上
  東北医科薬科大学 東北地域医療支援修学資金
(宮城県)
30名 3000万円 臨床研修を除く10年間
  東北医科薬科大学 A 東北地域医療支援修学資金
(宮城県を除く東北5県)
5名 3000万円 10年程度
  東北医科薬科大学 B 東北地域医療支援修学資金
(宮城県を除く東北5県)
20名 大学の修学資金1500万円
+各県の修学資金1100万円~
9年程度
  獨協医科大学 AO栃木県地域枠 3名 2200万円 貸与期間の1.5倍
  獨協医科大学 栃木県地域枠 7名 2200万円 貸与期間の1.5倍
  兵庫医科大学 兵庫県養成医師制度 5名 4480万円 9年間

※ 静岡県の公的医療機関で初期研修を行った場合、勤務期間の1/2の期間(上限1年間)が短縮される
2016年9月1日確認。各校のホームページより。詳しくは各校のホームページをご参照ください

慶應義塾大学医学部の 大規模な給付型奨学金

 2015年度、慶應義塾大学は医学部独自の合格時保証型奨学金制度「慶應義塾大学医学部人材育成特別事業奨学金」を設けました。

 医学部の一般入学試験成績上位者10名程度に、第1~第4学年の各年度で1人当たり年間200万円(総額800万円)を継続的に給付するもの。家計支持者の年収制限はなく返済義務もなく、「研究医養成プログラム」(MD-PhDコース)の選択者は、第5・6学年への進級時に、医学部研究医養成奨学金として100万円が支給されます。ただし、入学後の学業が不振の場合には、給付が打ち切られることもあるそうです。

◆大学独自の特待生制度(抜粋)

大学名 地域種別 定員
  愛知医科大学 学納金一部減免制度 前年度の成績等を総合評価し、2~6学年次それぞれ2名以内を対象に、授業料の一部(100万円)を免除(1年間、更新あり)。
  大阪医科大学 入学時特待生制度 前期1次試験合格者上位100に、名、かつ当該入試で入学する者を対象入学時納付金を242万円減免。
  川崎医科大学 特待生制度 第2学年以降、前学年の成績優秀者に授業料相当額の奨学金を給付。
  北里大学 特別待遇奨学生制度
(特待生制度)
一般入試合格者の中から2区分による特待生を選考し、学費の一部または全額を免除する「入学時特待生」と、在学時の第1~第5学年の成績上位者各10名程度に対し、翌年度の授業料のうち200万円の納入を免除する「在学時特待生」がある。
  久留米大学 医学部医学科特待生 授業料の半額(135万円)を減免。2~5年次生、各3名以内。
  国際医療福祉大学 医学部特待奨学生 一般入試の成績上位合格者20名、センター試験利用入試の成績上位合格者5名を対象に、授業料相当額(190万円)を6年間給付。
奨学金は各年度の授業料として振り替えられるが、入学後の修学状況により、次年度以降給付対象とならない場合がある。
  埼玉医科大学 特待生制度 一般入試合格者の成績上位6名の学費を300万円減免(1年次のみ)。2年次以上は各学年成績上位者3名に対し、1年間100万円を減免。
  順天堂大学 学費減免制度(A特待生) 入試において学力試験および人物識見が極めて優秀な合格者(若干名)を対象に、2年間の授業料・施設設備費・教育充実費計448万円を免除(2年次の学費減免は、1年次総合成績の上位1/3以内を修めた場合に適用)。3~6年次においても基準の成績を維持し、他の学生の模範になると認められた場合に同制度を適用し、6年間で最大1880万円が減免される。
  順天堂大学 学費減免制度(B特待生) 入試において学力試験および人物識見が特に優秀な合格者(若干名)を対象に、初年度の授業料・施設設備費計90万円を免除。

2016年10月1日確認。各校のホームページより詳細は各校のホームページをご参照ください。

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