医学部 塾・予備校活用ガイド
2023.01.30
【武田塾 医進館】日本初! 授業をしない。
講義スタイルの集団授業を「ムダ!」と言い切り、「日本初!授業をしない塾」「逆転合格」と刺激的なコピーが目をひく武田塾。わずか8年で1校舎から全国に405校も開校した武田塾は一人ひとりの学習を徹底的に管理するというもの。そこには絶妙に受験生の心理をコントロールする「サボれない仕組み」があるという。その武田塾の指導法をさらにきめ細かく医系学部に特化した対策を講じているのが医進館だ。88%の塾生が偏差値11%以上アップするという医進館のメソッドについて、統括の久保田淳氏に話しをうかがった。
8年間で1校舎から今や全国に400校舎!
管理型予備校の先駆者「武田塾」の医系専門予備校
PDCA授業
――授業をしないとはどういうことですか?
われわれが授業と呼んでいるのは一方的に指導をする学校のような一斉指導や映像授業のことです。これだと「わかる」ところまでは出来ても「できる」ところまでにはなりません。「できる」ことは生徒任せになってしまっている塾がほとんどです。
武田塾医進館では1対1の双方向の授業はあります。ただし、普通に教える授業ではありません。
――どんな指導なのですか?
武田塾医進館の授業は、前週までの勉強の徹底した分析と確認です。このデータを基に次週の生徒さんの予定を綿密に立てて行きます。はじめて学ぶ部分はわかりやすい参考書から学びます。これも訓練すれば次第に慣れてきて誰でもできるようになります。一斉指導や映像授業の2分の1の時間で終わるのが大きなメリットです。
武田塾医進館
統括 久保田 淳 氏
個別にテスト作成
――毎日テストがあると聞きましたが?
はい、浪人生はほぼ毎日、現役生は履修科目によって変わります。個人別に毎日テストを作成している塾はおそらく全国的にも武田塾医進館くらいかと思います。なぜ毎日テストをするのかと言うとアウトプットが最も大切だからです。「できる」までもっていかないと合格は絶対に叶いません。
――志望大学別参考書ルートがあると聞きましたが?
入塾時にその生徒の学力に合わせて志望校までの綿密なルートマップを日単位で作製します。それに従って生徒さんは毎日目標に向かって学習をします。自分がどれくらいの位置にいるのかが明確に分かるので、各科目の力の入れ具合や進路決定にも大いに役立ちます。
参考書1冊を完璧に
――どんなメソッドがあるのですか?
科目別で数あるメソッドの中でも全科目に共通することとして「一冊を完璧にする」というものがあります。これは文字通り、参考書一冊を完璧にしてから次の参考書に行くということです。多くの受験生は一冊をやりきると次の参考書をやりたくなります。不得意を残して次に行くわけですから次も不得意が残ったままとなるわけです。これを徹底して管理し、繰り返し演習するシステムが武田塾医進館のメソッドのひとつです。
偏差値40台から医学部合格
――実際に合格した人のケースを教えてください。
昨年度のケースですが、偏差値40台の高校の生徒さんが1年間で見事に複数の医学部医学科に合格されました。その子の特長は、「毎日欠かさずに自習室に来ていた」「わからないところはすぐに自習室から出てきて質問していた」「毎日のテストは必ず合格点を取っていた」「いろいろな医大の過去問をやって自分に合っているところを選んだ」でした。
医学部受験は、上位校を除き、基礎基本がしっかりできていれば合格出来ます。一般の理系大学とはかなり勉強の質が違います。対策次第では偏差値が低い高校に通っている生徒さんでも十分に合格を勝ち取れます。
入塾不要! 無料受験相談
――入塾しなくても学習の相談ができるのですか?
武田塾医進館では武田塾のやり方で受かってくれる人を一人でも増やしたいとの理念から無料で学習相談を受け付けています。多い時は毎日数人の方がいらっしゃいます。メソッドはWebでもすべて紹介していますが、より細かく個別の相談に対応しています。もちろん志望大学への参考書のルートも全科目お渡ししています。後日電話での営業もありません。医系大学を目指している方は、年齢問わずいつでもお問い合わせください。
※本記事は『日経ビジネス/日経トップリーダー 特別版 WINTER.2023〈メディカルストーリー 入試特別号〉(日経BP社)』に掲載されたものです。