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2024.01.23

【医学部進学予備校 メビオ 】少人数の集団授業が 受験生のやる気を刺激する

既卒生の合格率は7割という医学部進学予備校メビオ。医学部受験のプロ講師を揃え、少人数の集団授業に定評があります。個人の受験が終わるまで徹底的に指導を続けるという面倒見のよさについて話を聞きました。

1クラス平均7名、1コマ3時間半の授業。これこそがメビオの真骨頂です

プロ講師が担任を受け持ち 生徒と深く関われる体制

  医学部入試は、毎年動きの多い他学部の入試と比べて大きな変化は見られないものの、年々問題の難易度が上がっていることは否めません。現役で受かりづらいことが当たり前の節もありますが、「その受験生にとって最短の合格を勝ち取れる指導を行っています」と話すのは、医学部受験予備校メビオの校舎責任者の髙橋元先生です。

 

 浪人を決めてメビオの門戸を叩く既卒生に対して、どのような指導を行っているのかを尋ねると、「まず何が足りなかったのかについて一緒に考えます」と高橋先生は話します。

 

「単純に学力が足りていなかった場合、高校生のうちは模試の点数でしか自己判断ができないと思います。私達講師から見た足りないものと、受験生が感じているものにはかなり乖離があります。仮に判断できても、その後、具体的に何をどう補習したらよいのか一人では不安でしょう」

授業を受け持つ講師が、責任を持って生徒の担任を受け持ちます

 勉強に取り組む上で何が必要か、的確なアドバイスが受けられるのは、少人数による集団授業を行い、科目担当講師が責任をもって担任を受け持つメビオならではといいます。

 

「常駐のプロ講師が科目の指導と担任を務めるのがメビオの強みです。授業を通じての対話や、問題を解く時の手の動きもよく見ているので、正解はしていても、そこに至る過程が理解できていなければすぐにわかります。週に1回は担任が面談し、担任以外の科目担当講師と授業報告を共有し、常に生徒の様子に気を配ります」

医学部受験はピラミッドの頂点 絶対くずれない土台をつくる

 浪人生の場合、あらためて受験勉強を始める時、高校までの学習を一通り終えていることが前提となりますが、そこに落とし穴があると高橋先生は指摘します。

 

「高1、高2でやった基礎を飛ばし、その先の応用的なことばかり勉強しがちですが、土台ができていないところにいくら積み重ねても、崩れ落ちるだけです。浪人生は、勉強時間を現役時代よりも長くかけられるのですから、メビオではそれを利点と捉え、もう一度、1から振り返ります。それは、偏差値が70以上あるような生徒でも、です」

校舎責任者 髙橋 元 氏 校舎責任者 髙橋 元 氏

 1からの学び直しで、受験までに間に合うのか不安になりそうですが、「大丈夫です」と高橋先生はきっぱり言い切ります。

 

「受験範囲の積み直しを10月末までかけてじっくり行います。1周目を終えたら、共通テストが始まる頃までに2周目を終え、そこからようやく大学別の対策に入ります」

 

 もちろん、それ以前にも志望校対策は少しずつやっているそうですが、一般的に秋以降は、過去問など志望校対策だけに集中するイメージがあります。メビオがそこまで基礎固めにこだわる理由は、やはり医学部受験という特性にあるそうです。

 

「医学部は、大学受験の中でもピラミッドの最高峰です。繰り返しになりますが、その下段となる部分を1周目でしっかり作る必要があります。そして、2周目に入って一気に積み上げることで合格という頂点に到達できるのです。つまり、盤石の基礎が、他学部以上に必要なのです」

 

 この基礎固めは、実は入試が入っても「3周目」として続くそうです。メビオでは入試が終わるまで通常の授業を続け、最後の受験が終わるまでサポートするからです。

大阪に1校舎のみでも 全国の医学部受験に強い理由

 さらに模擬試験は、東京を本拠とする医系専門予備校YMSとタイアップすることで、全国の医学部入試に対応しています。とりわけメビオが制作する模試は、各大学の試験用紙と同じ紙質、同じ注意書きを再現し、本番と同じようにシミュレーションすることが可能です。そこまでするのにも理由があります。

 

「裏表紙の注意事項を読まずに失点する受験生もいますが、本番と同じ試験用紙の模試を受けることでケアレスミスが防げます。また、1人でも受験する大学があれば、全国どこでもその大学に向けた教材を揃え、手厚く対策しています」。

 

 関西圏の予備校だから「関西に強い」ではなく、「全国に強い」のがメビオなのです。

全国の医学部に精通した講師陣が作る模試やテキストが、高い精度で生徒を合格へと導きます

栄養管理の行き届いた食堂と 直営の寮で受験をバックアップ

 浪人生にとっての魅力は、学習面ばかりではありません。校舎の裏には直営の寮があり、校舎内には食堂と厨房が完備され、栄養に配慮した食事が提供されます。浪人生の半数が入寮しています。また、宿泊を伴う遠方受験では、団体契約でメビオが宿を押さえ、講師が随行することもあります。

校舎内の食堂では栄養バランスの取れた食事が提供され、長い受験生活を支えます

 最後に高橋先生からこんなメッセージをいただきました。

 

「生徒同士が刺激を受け合う仕掛けも作っています。クラスミーティングという場で、お互いの勉強のやり方など情報交換ができます。その延長で、よく休憩時間に勉強を教え合ったりしています。高校時代はクラスで少数派かもしれませんが、全員医学部志望という環境の中で、医学部受験への意欲が強化されます。メビオの入塾テストは、単に学力を測るもので、成績優秀者だけを入塾させるものではありません。生徒一人ひとりの力を最大限引き出し、その生徒にとって最短での合格に努めますので、ぜひご相談ください」

※本記事は『日経ビジネス 特別版 WINTER.2024〈メディカルストーリー 入試特集号〉(日経BP社)』に掲載されたものです。

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