医学部 塾・予備校活用ガイド
2025.06.16
【医学部現役合格を目指すなら Y-SAPIX】
校舎全体で生徒を把握し、伸ばしていく 
きめ細やかな指導で導く医学部合格
医学部を受験する場合、その準備として、難問を大量に解くだけでなく、大学入学共通テストや面接、小論文の対策も必要だ。「医学部現役合格」をきめ細かくサポートするY-SAPIXではその力をどのように養っているのか。Y-SAPIX数学科・清水大樹氏に伺った。
 Y-SAPIX 数学科
Y-SAPIX 数学科
清水 大樹 氏
――Y-SAPIXではいかにして基礎学力を確立し、医学部に対応できる応用力を身につけさせていくのでしょうか。
清水 Y-SAPIXでは少人数制の双方向授業を通じて、生徒が考え、発言する機会を作っています。発言した生徒には「なぜ、その答えになるのか」を聞き、ほかの生徒には「今の説明をどう思う?」と振る。生徒たちは「その答えは合っているか」「それを確かめるにはどうしたらいいか」を何度も考えます。そうしたプロセスを積み重ねることで、難しい問題が出てきたときにも基本的なところから崩していけるようになるのです。
そのうえで、高3では、解ける問題はスピーディに対処して、捻出した時間を苦手な問題や難問に充てるといった、実戦的な入試対策もしていきます。
――数学の答案作成力はどのように養成していくのでしょうか。
清水 高3の9月になると、授業前に100分のテストを受けてもらい、授業でテストの解説と演習を行うテストゼミ形式で進めます。これを3か月繰り返していきながら、答案の書き方を仕上げていき、そのうえで添削指導も行います。本人としては正解のつもりでも、講師が確認すると減点になる箇所がままあります。添削を重ねれば、答案は洗練されていきます。多くの生徒が最後には答案の書き方で減点されることがないレベルまで変わっていきます。
――苦手な箇所についてはどのように指導されていますか。
清水 現役での医学部合格を目指すならば苦手な教科や単元には早めに対処する必要がありますので、日々の学習フォローやオプションの個別指導(個別学習指導ジム)で克服を目指します。また、校舎全体で生徒の状況を共有し、苦手教科を得意教科でカバーするといった綿密な入試戦略を立てることが可能です。受験科目をすべて学ぶことのできるY-SAPIXならではの強みといえるでしょう。たとえば、現役生は理科が伸び悩むことが多いのですが、理科の担当と対応を協議し、生徒に何をすべきかをフィードバックします。
また、受験には、苦手をなくすことと同時に「これだけやったのだから大丈夫」という安心感も重要な要素となります。特に、数学はメンタルの戦いという側面があり、解けないと思ってしまうと本当に解けなくなってしまうということがよくあります。できないことを指摘するだけではなく、できたところを褒め、自分は解けると自信を持たせることが大事なのです。
――面接や小論文の指導はどのように行っていますか。
堅田 9月から始まる「高3医学部特訓」で面接と小論文の対策をそれぞれ4回行います。
まず、面接ですが、実際の入試同様に練習します。志望動機はいかにも“暗記してきました”という状態からいかに自分のことばに落とし込むかが大事です。そのために話すときの表情の作り方も指導します。最初は棒読みだった生徒も次第に自分のことばで話せるようになり、斜め上からの質問がきても黙り込んでしまうことがなく、対応できるようになります。また、どのような面接でも動揺しないよう、さまざまなシチュエーションを想定してアドバイスします。
   小論文はベテラン講師が添削してフィードバックを行い、志望大学に応じた対策を立てていきます。医学部の小論文には課題文型、医学に関するテーマ型、医学には関係ない哲学などのテーマ型、自由型の四つのパターンがあり、医療用語について出された場合、そのことばを知らなければ書けません。「救急車の有料化」といった行政に踏み込んだテーマが出されることもあるので、社会の動きも含め、いろいろなところにアンテナを張ることが必要です。そこでY-SAPIXのオリジナル講座「リベラル読解論述研究」で培われた力が発揮されます。この講座では、毎月、医学や社会問題など多様なジャンルから選定した課題図書を読み、小論文課題に取り組むため、頻出テーマへの知識や考えを自然と深めることができ、その場しのぎではない表現力が身に付くのです。医学部入試で求められる読解力や記述力、論理的な思考力を育てるのに最適な講座です。
※本記事は『日経ビジネス 特別版 SUMMER.2025〈メディカルストーリー 教育特集号〉(日経BP社)』に掲載されたものです。
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本部校(代々木) 03-5354-5629
オンライン校 03-3377-3759
※日曜・祝日をのぞく14:00~21:00
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