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2019.03.05

【医学部受験 富士学院】東京御茶ノ水校に続き、東京十条校を今年1月に新たに開校! 同時に大阪校も開校し、全国直営校舎8校舎体制となる富士学院 !

東京御茶ノ水校に続き、東京十条校を今年1月に新たに開校!
同時に大阪校も開校し、全国直営校舎8校舎体制となる富士学院 !

開校23年の信頼と実績があり、そして今なお進化を続ける医学部予備校富士学院。なぜここまで大きく伸びているのか。その秘密には、合格実績と授業料、チームとしての機能、直営校舎、高校・大学との信頼関係、OB会という5つのキーワードがあった。そのキーワードについて、詳しく聞いてみた。

※本記事は『日経メディカル/日経ビジネス/日経トップリーダー 特別版 WINTER.2019年1月〈メディカルストーリー 入試特別号〉(日経BP社)』に掲載されたものです。

合格実績は全て嘘や偽りのない数字

 塾や予備校を選ぶうえで、合格実績は一つの大きなポイントになりますが、実はそれぞれの塾や予備校でこの〝合格実績の出し方〟に大きな違いがあります。例えば歯学部や薬学部など医学部医学科以外の実績が含まれていたり、一次合格者の実績が公表されていたり、これまでの累計実績を出していたり、もっとひどい場合には、実績そのものがデタラメという場合もあります。合格実績を見る場合、その数字だけではなく、その中身もしっかりと見る必要があります。
 富士学院は「生徒を指導する立場」として、また「教育に携わる者」として、絶対にうそや偽りはあってはならないと強く考えています。富士学院の合格実績は全てうそや偽りのない本当の実績であり、他学部や一次合格者は一切含まず、補欠合格者を含む医学部医学科のみの実績をきちんと公表しています。
 また塾や予備校によっては入学に際し選抜制を用いて、ある一定レベル以上の生徒のみを入学させているところもありますが、富士学院は国公立選抜クラス以外は一切選抜制を用いておらず、成績が厳しい生徒を含めて、今の成績はさておき、これから〝医学部を目指して頑張る〟という生徒は原則、全てお預かりしてきた上での実績です。この事もぜひお伝えしたいと思います。また、授業料についても全て明確に公表しており、特別に追加の授業がなければ、後で別途請求が発生することは一切ありません。

高校からの依頼により、医学部を目指す現役生を対象にした、 医学部合格のための「校内医学部入試セミナー」 高校からの依頼により、医学部を目指す現役生を対象にした、 医学部合格のための「校内医学部入試セミナー」

チームとして全力で生徒を支え応援

 富士学院では生徒を指導する各科目の講師陣と担任講師、担当職員と校舎長がチームとして生徒情報を共有し、連携し合い、今後の指導方針を共有した上で指導を行っています。
 例えば足を引っ張っている科目や今後まだ伸びる可能性がある科目など、生徒の現状の中で、今やるべき科目や必要なことをチームとして共有し、指導のバランスや課題の量などの調整も含めて細かく対応していきます。合格を左右していく出願先についても、本人と大学との相性などを総合的にチームとして判断し、正しい出願先を選定した上で、出願先の対策を取っていきます。
 一言でチームというのは簡単ですが、本当の意味でチームとして機能していくには、正直多くのハードルがあります。というのも講師の先生方は基本的に自分が教えている科目以外のことは、あまり考えないからです。先生方は当然、自分が教えている科目を伸ばして合格を目指します。それはそれで間違いではありませんが、合格は受験科目の合計点で合否が決まります。いくら自分が教えている科目が伸びて、その科目で合格点を取ったとしても、他の科目で足を引っ張ると落ちてしまうこともあります。受験は総合点の勝負ですので、科目毎の指導方針や科目間の指導バランスの調整がとても大事になってきます。つまり、生徒の合格のためには他の科目のことも含め、全体観に立って考えなくてはならないのです。それを可能にしているのが富士学院の厳しい講師採用基準です。
 富士学院では出身大学や経歴に関わらず、必ず指導する科目の筆記試験を受けてもらい、その後、模擬講義を行い、最後は面接試験を行います。模擬講義では、指導力だけではなく、生徒目線に立った指導ができるのか、面接試験では富士学院の教育理念である〝教え育む〟教育ができるのか、またチームの一員としての自覚を持てるのかなど、厳しくチェックされ、全てが揃わないと、富士学院の講師として指導を行うことはできません。この、業界でも最も厳しい採用試験があるからこそ、一人ひとりがチームの一員として〝生徒のため〟にという思いで頑張ることができ、チームとしての機能をしっかりと果たすことができるのです。

1クラス8名以下の科目別学力別クラス編成での授業(個人指導も充実しています) 1クラス8名以下の科目別学力別クラス編成での授業(個人指導も充実しています)

生徒一人ひとりの現状と今後の指導方針を 共有していくチーム会議 生徒一人ひとりの現状と今後の指導方針を 共有していくチーム会議

校舎はすべて直営校舎で国内最大規模

 富士学院は現在、東京御茶ノ水校と新たに開校した東京十条校をはじめ、名古屋校、今年開校した大阪校、岡山校、小倉校、福岡校、鹿児島校と、全国に8校舎の直営校舎を運営しており、F・C(フランチャイズ)で全国展開している予備校を除くと、医学部予備校No・1の規模を誇ります。
 また直営校だからこそできるスケールメリットもたくさんあり、例えば医学部入試情報や、生徒情報などの様々な情報が校舎間で共有でき、現場で生かすことができています。地元だからこそ取れる最新の入試情報もすばやく共有し、即指導に生かせます。また生徒情報も共有できているため、生徒はどこの校舎に行っても自習室が利用でき、空いている講師にも質問することも可能です。特に受験期間中は受験する大学や受験スケジュールの関係で、全国を飛び回ることもありますが、富士学院で指導を受けている生徒は全ての校舎をいつでも利用でき、自学習や質問対応のみならず、直前の面接指導なども受けることができます。受験期間に遠征先のホテルで一人で勉強するよりも、校舎が利用でき、頑張っている他の生徒達と一緒に勉強し、分からないところを質問したり、入試問題を講師と一緒に解き直したりする方が、何十倍も学習効率が上がるはずです。まさしく直営校としての大きなメリットのひとつだといえます。
 また、F・C(フランチャイズ)方式だと同じ予備校でも校舎毎で経営が違うので、校舎毎で大きな差があったり、また場合によっては生徒の取り合いなども出てきますが、富士学院は全て直営校なので、どの校舎でも同じ学院理念や教育理念のもと、均一した指導を受けることができます。これも直営校の特徴であり、安心できる大きなメリットだと思います。

高等学校や大学との信頼関係も大きな特徴

 富士学院では、高校の進路指導担当の先生方をお招きし、医学部入試についての勉強会〝医学部入試研究会〟を各校舎単位で開催しており、昨年参加した進学校は50校を数えます。研究会では「今年度の医学部入試の総括」「最新医学部入試の情報と変更点」「面接試験の捉え方」「生徒への意識付けやモチベーションの保ち方」など多岐にわたり解説を行っています。また成績開示データや実際の合格事例などをもとに偏差値だけでは計れない医学部入試の難しさや特徴を解説し、そのうえで合格のポイントについても詳しく解説を行っています。また勉強会のあとに行っている懇親会では先生方との活発な意見交換も行っており、参加された先生方からは非常に有意義な勉強会であったと大変好評を頂いています。
 また、高校からの依頼により、医学部を目指す現役生を対象にした、医学部合格のための「校内医学部入試セミナー」も行っており、これまでに実施した高校は20校を超えています。セミナーではまず、今年度の医学部入試の総括と医学部入試の現状を解説し、その後に面接や小論文の重要性や、合格に直結する出願先の選定を含む合格のポイントなどを、成績開示データや合格事例を通して解説を行っています。また〝医師になるということ〟のテーマでは、医師の仕事のすばらしさや、やりがいなどを体験を通して伝え、勉強や医学部受験に向けての意識付けも行っています。
 また、富士学院が主催している医学部に特化した「医学部実力模試」や「大学別プレテスト」には毎回多くの高校が参加をしており、医学部入試に向けた様々な取り組みを、高校や進路担当の先生方と連携を取りながら校舎単位で行っています。また、富士学院では各医学部や医科大学から入試担当者をお迎えし、医学部入試の説明会や個別相談会も開催しています。また大学や教授のご協力を得て医学部の模擬講義も行っており、これは実際の医学部で行われている講義を前もって体験することにより、医学部に進学してからどういう講義が行われるのか、今自分が何のために勉強しているのかなど、生徒の自覚を促しやる気を高めていくことを目標に行っています。また大学からの依頼により、医学部のオープンキャンパスなどで、大学の入試問題の過去問解説会なども行っており、富士学院のこれまで行ってきた様々な取り組みや実績が多くの大学からも評価されています。

医師として活躍しているOBや 医大生の近況、医療業界の情報が満載、 年に2回発行されるOB会報誌『YELL』 医師として活躍しているOBや 医大生の近況、医療業界の情報が満載、 年に2回発行されるOB会報誌『YELL』

合格を果たした生徒達に、富士学院とOB会からプレゼントされる「入学情報ファイル」 合格を果たした生徒達に、富士学院とOB会からプレゼントされる「入学情報ファイル」

OB会組織「富士OB会」の存在

 富士学院には学院を卒院して現在ドクターとして活躍している卒院生と、現役の医大生らで構成されたOB会組織「富士OB会」があります。OB会は2007年に発足し、現在ドクター167名、医大生416名の合計583名(2018年4月現在)がOB会会員として登録されています。富士学院で合格を果たした生徒達に、富士学院とOB会からプレゼントとして渡されるのが、進学する大学の「入学情報ファイル」というものです。この情報ファイルには大学生活をはじめるうえで、とても役に立つ情報が満載されており、例えば/大学情報・カリキュラムの特徴・各大学から進級についてのメッセージ(留年、放校に関する情報)・先輩からの大学についての知っ得情報・街情報/賃貸情報/生活情報・大学周辺のOBオススメのお店紹介/大学毎のOB会員リスト/などの情報が掲載されています。大学に入学する前に〝これからの心構え〟として、ぜひ知っておいてほしい情報と、知ることにより大学生活を更に有意義に送ることができる情報など、大学やOB会員の協力を得て、大学毎に作成しています。
 また年に2回、OB会報誌『YELL』を発行しており、医師として活躍しているOBや医大生の近況や医療業界の情報、その他OBにとって、プラスとなる有意義な情報などを提供しています。そのひとつとして、OB会員が全国のアパマンショップで部屋を借りる際、全ての賃貸契約で仲介手数料がいつでも50%オフになる情報なども掲載しています。
 今後、OB会は大学の垣根や診療科目の垣根を越えた、これまでにない大きく横に広がる人脈ネットワークの構築を目指し、OB同士が様々な勉強会や情報交換などができるようOB会事務局も「富士OB会」を全力でサポートしています。OB会の目的は大きく分けると4つあり、ひとつは、OB生が医学部に入学後、医大生として充実した6年間を送れるように応援していく。2つめは、OB生が医師国家試験に合格し、将来「良医」として活躍ができるように応援していく。3つめは、命と向き合う大事な役割を担うドクター一人ひとりが、安心して仕事にとり組めるよう、またやりがいを持って頑張っていけるように応援していく。そして4つめは、OB会を通して医療業界全体の発展に大きく貢献していくことにあります。まだまだ現状では小さな組織ですが、これから更にOBが増えていくことにより、この4つの目的をしっかりと達成していけるOB会組織を構築していきたいと考えています。
 以上が富士学院からの情報ですが、今回は、紙面の関係もあり、5つのポイントのみを紹介しましたが、他にも、もっともっと知ってほしい内容が盛り沢山ありました。この続きは富士学院各校舎でぜひ直接お聞きください。


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