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2025.01.16

【医学部進学予備校 メビオ 】入試前日まで授業を継続し 最後まで全力で受験生に並走

医学部受験予備校として40年以上にわたり、多くの受験生を医学部に送り出しているメビオ。長年、高い合格実績を出し続けている秘訣とは? 校舎責任者・高橋元先生に独自の合格メソッドをうかがいました。

1クラス平均7名、1コマ3時間半、週42時間の授業。これこそが、メビオの真骨頂です

すべての受験生のために オリジナルの直前テキストを作成

 「1月~3月は受験生の学力が最も高まる時期です。ここで試験を受けっぱなしにするか、しっかりと見直しをして次に備えるかによって、それ以降の入試におけるパフォーマンスが大きく異なります」と、高橋先生は1月、2月の学習の重要性を強調します。

 

 2月、3月は予備校の生徒が入れ替わる時期ですが、メビオでは最後の試験の前日まで授業を継続します。さらに、入試会場が遠方の場合は、その近くに場所を借りて直前授業を行います。そして、生徒が受験する大学すべてについてオリジナルの大学別直前テキストを作成し、入試前日に戦略を徹底確認します。また、入試当日には、詳細な解説つきの「解答速報」を公開し、受験生の復習に役立てています。これらの取り組みは、メビオならではのサポートです。「受験生に最後まで全力で並走する——それがメビオのやりかたです」

 

 こうしたサポートを可能にしているのが、メビオの優秀な講師陣です。「メビオには専任講師が40人以上在籍しており、医学部受験指導歴はほとんどの講師が10年以上です。また、専属の講師が常駐しているため、授業後も質問や相談がしやすい環境が整っています。これは、大阪・天満橋の1拠点にすべての講師・生徒を集めているからこそできることです」

授業を受け持つ講師が、責任を持って生徒の担任を受け持ちます

丸暗記ではなく自分で考え、 動く力を引き出す授業

 高橋先生はメビオの特徴を「質の高い授業を十分な時間提供するという、正攻法に徹していること」だと言います。具体的には、基礎の基礎から発展まで、一人ひとりに合わせて、きちんと身につくまで丁寧に指導するということです。

 

 メビオでは1クラス平均7人の少人数指導で、生徒ごとの学力や教科の得意・不得意に応じて20以上のクラスを設けています。そして、すべてのクラスに共通しているのは、「自分で考え、理解し、動けるようにすること」(高橋先生)。「丸暗記ではなく、問題を解く過程を通して“実はこういうことなんだ”と理解できるような授業を心がけています。凝り固まった脳を自分で動けるようにすること、そうすれば勉強が楽しくなるはずです」

 

 またクラス間の移動は、節目となる大きなテストで行うだけでなく、授業内の動きや小テストの結果などをもとに日常的に行われているそうです。「一人ひとりに目が行き届くのがメビオの大きな強みです。問題を理解し解けるようになる、クラスが上がるなどの小さな成功体験は学習のモチベーションになりますし、クラスメイトとの切磋琢磨がいい刺激を生みます。個別指導だけでは得られない、学びに最適の環境です」

 

 さらに担任制もメビオの魅力の一つです。授業中の対話や、問題を解くときの手の動きなどを講師はよく観察しており、こうした授業内の様子を記した授業報告がすべて、担任のもとに集約されます。担任は生徒と頻繁に面談を行い、学習がうまくいっているかを確認し、適切なアドバイスを提供します。

11か月かけて医学部合格に 到達できる力を育成

 では、メビオの1年間の大まかな流れを見ておきましょう。メビオの教材・カリキュラムは、どの科目も知識ゼロに近い状態からスタートし、3月の春期講習からおよそ11か月をかけて医学部合格に必要な力を身につけられるように設計されています。10月頃までの第1サイクルと、10月初めから年末までの第2サイクルで、難易度を上げながら基礎の知識・理解が抜けている部分、曖昧な部分をなくし、学力全体の底上げをしていきます。毎回の授業は前回の復習テストから始まり、講師がすぐに採点・添削。学力の定着を確認しながら進んでいきます。

 

 「高1、高2で学んだ基礎を飛ばし、その先の応用的なことばかり勉強しがちですが、土台ができていないところにいくら積み重ねても崩れ落ちるだけです。大学別の入試対策はそれからでも大丈夫です」(高橋先生)

 

 志望校対策としては、東京を本拠とする医学部専門予備校YMSと提携して大学別模試を行っています。模擬試験の問題、解答、講評はすべて講師が作成。講師は各大学の過去の出題を精密に分析し、その年の出題を予想して問題を作成しており、全国の医学部に対応します。

全国の医学部に精通した講師陣が作る模試やテキストが、高い精度で生徒を合格へと導きます

校舎至近の専用寮で 生活面でも受験生をバックアップ

 メビオでは生活面のサポートも充実しています。校舎から徒歩2分圏内には、男女別のメビオ生専用寮を設けており、浪人生の約半数が利用しています。また、校舎内には食堂と厨房を完備しており、栄養バランスに配慮した食事を提供します。

 

 また、学力が最重要であるのは当然ですが、受験プランも非常に重要だと考えています。毎年受験日程が発表された後、生徒一人ひとりについて「どの大学をいつ、どこで受験すべきか」の受験プランを作成し、合格可能性を最大限に高めるスケジュールを提案します。

校舎内の食堂では栄養バランスの取れた食事が提供され、長い受験生活を支えます

 最後に、高橋先生から次のようなメッセージをいただきました。

 

 「受験は戦いです。難関である医学部入試を勝ち抜くために、メビオでは学習に最適な環境を整えており、1年間ここで学んだ生徒は戦闘力があがり、心身共にたくましくなっていると自負しています。皆様の夢の実現を全力でサポートしますので、ぜひ一度見学にお越しください」

校舎責任者 髙橋 元 先生 校舎責任者 髙橋 元 先生

※本記事は『日経ビジネス 特別版 WINTER.2025〈メディカルストーリー 入試特集号〉(日経BP社)』に掲載されたものです。

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