医学部入試情報
2022.10.11
~再び男性が女性を逆転~
令和4年度医学部入試 男女別合格率・・・文科省調査
令和3年度医学部医学科入試において、初めて女性の合格率が男性の合格率をわずかに上回ったが(女性13.60% 男性13.51%)、令和4年度入試において再び男性の合格率が女性を上回ったことが文部科学省の調査で明らかになった。
医学部医学科の入試においては、2018年一部の大学において女性や浪人生を不利に扱う入試が発覚して大きな社会問題となった。その後不正入試は改善され昨年初めて女性の合格率が男性を上回った。
令和4年度入試では、全国81大学で男性61,729人が受験し、合格者は8,758人、合格率は14.2%、女性42,258人が受験、合格者5,522人、合格率13.1%となり男性が再び逆転した。
国公私立大別に男女別合格率をみると、国立大=男性:33.2% 女性:29.9%、公立大=男性:39.1% 女性:32.5%、私立大=男性:10.1% 女性:9.8%となった。
また女性の合格率が男性より高いのは、国立大では東京大学など13大学、公立は京都府立医科大など2大学、私立は順天堂大学など14大学であった。