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医学部に強い中高

2017.01.21

学習院中等科・高等科

伝統に培われた個性重視の教育で 医師や研究者に必要な素養を磨く

学習院校門

創立以来、139年の歴史を持ち、幼稚園から大学院までの一貫教育を実践している学習院。その中核を担う中等科・高等科では、伝統を重んじながらも現代のニーズに柔軟に対応した教育で、医師や研究者に求められる能力や人格をじっくりと養っている。

※本記事は『日経BPムック2017/日経メディカル「医学部進学ガイド」 』(2016年10月発売)に掲載されたものです。

人間としての核となる 5つの力の養成に力を注ぐ

 1877年、私立の華族学校として創設された学習院は、日本の私学の中でも最古の歴史を持つ学校の一つである。学園全体の教育目標は「ひろい視野」「たくましい創造力」「ゆたかな感受性」の実現。その中核を担うのが中等科と高等科だ。

 中等科・高等科では、伝統を重んじながらも、現在の社会状況を捉えた柔軟な教育により、人間としての核を備え、社会の変化に適応できる人間を育てることを目標としている。
  人間としての核となるものとして、中等科・高等科が掲げるのが①語学力、②論理的思考力、③情報発信力、④体力、⑤人間同士のネットワークの5つ。これらはいずれも現代の医師や医学研究者にとって必要不可欠な能力だ。

 高度な知識に裏打ちされた論理的思考力がなければ的確な診断はできないし、最新の研究成果をインプットし、アウトプットできる情報発信力も絶対必要な能力だ。語学力や人間同士のネットワークを構築できる力も、国境を超えたチーム医療が進む現代の医学分野で求められるし、体力がなければ医師や研究者は務まらない。
 中等科・高等科では通常の授業はもちろん、課外教育や学校行事などにおいても、この5つの力が身に付くように組み立てられている。

 例えば、国際教育プログラムでは、中等科2年の希望者を対象にニュージーランドで短期研修を実施。ホームステイしながら現地の中学で授業を受ける。高等科では、協定留学制度と公認留学制度を設置。毎年15名程度の生徒が海外で学び、留学先はアジア、ヨーロッパなど広範におよぶ。アメリカの提携校の教員を招いて行われるライティング指導や現地そのままの授業も、生徒にとって貴重な体験だ。
 体力の養成という面では、登山や水泳、スキー、長距離歩行など、宿泊を伴う校外教育を重視。2014年に張り替えた全面人工芝の第1グラウンドは、300mのトラックがとれる。
 

学習院中等科高等科

自主性を尊重した進路指導で 難関大や医療系大に多数進学

 生徒の自主性を尊重し、何事においても自らが選びとることができるのが学習院の特色だが、これは進路指導でも同じ。生徒の個性や適性を重視しながら、生徒が自分の意志で志望校を決定している。

 進学先は、東京大学や京都大学、一橋大学、慶應義塾大学、早稲田大学といったトップレベルの国公私立大学から、東京医科歯科大学、東京医科大学、東京慈恵会医科大学、順天堂大学などの難関医療系大学まで多彩だ。
 伝統と現代性がマッチした教育と、生徒の個性と自主性を尊重した教育が、このような高い進学実績を生み出しているといえるだろう。
 


2016年 医・歯・薬学部合格者数

大学名 学部 合格者数
東京医科歯科大学 医歯学部 2人
千葉大学 医学部 1人
富山大学 薬学部 1人
琉球大学 医学部 1人
和歌山県立医科大学 医学部 1人
防衛医科大学校 医学部 2人
私立大 医・歯・薬学部 22人

※今年度の卒業生は202名、合格者数は既卒生を含む


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