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2017.10.31

【東海大学】入試担当者に質問してみた!

東海大学 医学部 入試担当者の方に今年の入試情報・傾向を聞いてみました!
入試配点比率や、面接試験の形態・重視点など、伺った貴重な情報をレポートします!

 

1.入試制度の特徴

 東海大学医学部医学科の入学試験には一般入試A方式(定員65名)、センター利用入試(前期)(定員10名)、静岡県地域枠入試(定員3名)、センター利用入試(後期)(定員:若干名)や、一年次後期からの入学になる一般編入学試験(定員20名)といったさまざまな入試制度があります。(下表参照)
 まず、一般入試A方式の第1次選考は、全国5箇所に試験場を設け、試験日も2日間設定しており、併願校との重複を避けることができます。また、理科が1科目のみの選択で受験することができるのも特徴と思います。次に、センター前期、静岡県地域枠入試は、第一次選考として大学入試センター試験の結果を利用しますが、一般入試との併願が可能となっています。もし、複数の入試で第一次選考を突破できた場合は、第二次選考の実施日を1日にする事が出来ます。
 

 

 

2.最重要な入試科目

 一般入試A方式については、英語・数学・理科(化学・物理・生物から選択)の3科目とも配点は同じです。3科目の合計点で合格判定を行ないますが、どの科目も基礎的な内容が中心の問題構成になっていますので、高得点勝負となります。特定の科目が重要ということはなく、基礎固めをしっかりとやってもらい、取りこぼしが無いよう確実に解答できる必要があります。

 

3.2017年度入試の合格最低点はどのくらいですか?

一般入試A方式のみ、最低得点率という形で公開しており、2017年度入試の結果は以下の表のようになりました。。

◎満点については、採点時満点です。合格最低得点率は、第一次選考の採点時の満点に対する得点率です。
◎適正な選抜をするために、第一次選考においては各科目ごとの結果採点を標準偏差を用いて標準化しています。

 

4.医学部医学科の配点比率って?

 一般入試A方式の場合、第一次選考は得点化していますが、第二次選考は得点化していません。合格は第二次選考の評価を踏まえて、第一次選考の得点順で判定されます。また、第一次選考の得点は、試験結果そのままの点数(素点)ではなく、標準化(偏差値化)した上で使用されるので、受験日や選択科目によって有利・不利がないようになっています。大学入試センター試験利用入試(前期・後期)、静岡県地域枠入試についても第二次選考は得点化せず、第一次選考の得点順に第二次選考の結果を加味して合格判定を行なっています。

 

5.医学部の学費(入学金・授業料・諸会費)は6年間でいくらになりますか?

本学の学費は、初年度が合計で6,473,200円(入学金、授業料、施設設備費、諸会費等含む)です。また、2年次以降は毎年約5,720,000円で、6年間でおよそ3,500万円になります。

 

 

6.他大学に比べて、編入枠の募集人員が多いのはなぜですか?

 本学では、社会人など、さまざまな経験を持った学生同士が互いに刺激し合いながら学ぶ環境の重要性を重視しています。文系理系を問わず、各専門分野での経験を、医療の発展に活かしてもらいたいという目的を込めて、学士に限らず、短期大学卒や専門学校卒の方でも受験ができるよう、広く門戸を開いています。試験科目も一次試験が英語と適性試験、二次試験が個人面接と、挑戦しやすい設定になっています。

 

7.面接試験の形態はどのような感じなんでしょう? (面接官○名・・・等)

受験生1人に対し、面接官2名で行ないます。時間は10分~20分程度です。

 

 

8.面接はどのような点を重視していますか?

 将来、医師として働く上で重要なポイントとなる、コミュニケーション能力を中心に確認しています。また、面接では学力を問うような口頭試問は行なっていません。

 

 

9.小論文・面接はどの程度重視されていますか?

 小論文・面接では適性やコミュニケーション能力など、人間性の部分を確認させていただきますが、特に問題がなければ一次試験の得点順で合格を出しています。

 

 

10.現浪の比率はどのくらいですか?

 一般入試A方式の場合、合格者の半数以上が1浪~2浪の受験生です。2017年度入試では浪人生が非常に高い実力を持っていたため、現役生にとっては非常に厳しい結果となりました。(下グラフ参照)なお、最終的な合格判定を行なう際に、年齢については一切判定に関係はありません。

11.学生寮はありますか?

大学には寮はありませんので、下宿する場合、アパートなどは自分で探していただきますが、紹介業者を通じて物件紹介などを行なっています。

12.奨学金制度の内容を教えて下さい!

 まず、入試の成績優秀者で、卒業後に本学での勤務を希望する方を対象に「東海大学医学部特別貸与奨学金」があります。これは1年生から6年生まで総額1200万円(年額200万円)を貸与するもので、卒業後に貸与年数と同期間、本学医学部付属病院群で勤務することで返還が免除されるものです。次に、神奈川県内の地域医療を担う医師の育成を目的とした、「神奈川県地域医療医師修学資金」があります。こちらは月額10万円の奨学金が神奈川県から貸与されるもので、卒業後に神奈川県が指定する医療機関で一定期間勤務することで、返還が免除になります。他にもいくつか奨学金の制度はありますが、返済義務のない給付型の奨学金や、返済免除制度のある奨学金が多いのが特徴です。

 

13.最後に、『東海大学の目指す医療』そのビジョンを教えてください!

 東海大学医学部では、開設以来「科学とヒューマニズムの融和」をテーマに、単に医学の知識や技能に秀でるだけではなく、どのような時でも人間に対する尊厳を忘れることのない、温かな人間性を備えた「良医」を育成するためにさまざまな取り組みを行なってきました。保健、医療はさらに先進化し、多様化していく中で、東海大学では総合大学としてのスケールメリットを最大限に活かし、保健、医療に貢献できる医療人の育成に努めていきたいと思います。

 


「科学とヒューマニズムの融和」をテーマに、良医の育成を目指す東海大学。 先端技術と医療スケールの大きさをぜひその目と肌で実感してみて下さい!

 

 

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