先輩たちの医学部合格プラン
2016.05.06
『佐野日大高→日本医科大』多くの涙を乗り越えて掴んだ大輪!とにかくコツコツが鍵だった
日本医科大学(医)
澤田 万怜さん
▎他の合格大学
獨協医科大学(医)、岩手医科大学(医)
▎出身中高
栃木県・私立佐野日本大学高等学校、埼玉県私立栄東中学校
▎出身塾・予備校
ウインダム
医学部受験について
1. 医学部進学を考え始めたのはいつ頃ですか?また、理由・きっかけがあれば教えてください。
幼少の頃、祖母を治療する医師の姿を見て幼いながらに漠然と医師になりたいとあこがれを抱くようになりました。中学、高校生になってもそのあこがれは続き、医師になりたいと思っていました。高校2年生の時、大好きな祖父が認知症となり、日々記憶が蝕まれていく祖父の姿を目の当たりにしました。
それを機に、いつか祖父と同じ病で苦しむ人を助けたいと強く思うようになり、医師になるという夢が確固たるものになりました。
2. 現在の在籍大学を志望校に選んだ理由は何ですか?また、どのようにして決めましたか?
日本の私立医学部の中で一番歴史が長い大学であること。予備校の先生からとても良い大学であると薦められたから。
3. 本格的に受験勉強を始めたのはいつ頃からですか?
浪人を始めてから
4. 医学部の入試情報はどのような方法で入手しましたか?
- 高校の進路指導室や担任の先生、資料やデータ
- -
- 予備校の先生、資料やデータ
- ◎
- オープンキャンパスや進学相談会
- -
- インターネットのウェブサイト
- -
- 受験雑誌や書籍
- △
- 友達や先輩
- ◯
よく利用した:◎ 時々利用した:◯ 数回利用した:△ 全く利用していない:✕
5. 苦手科目の克服や、得意科目の伸長にあたって、具体的にどのような対策をしましたか?
入試科目で苦手だった科目は英語でした。予備校の担任の先生を英語の先生にしてもらい、単語のテストや文法のプリントを出して頂きました。文法の問題集を何周もし、単語帳はどこへ行くにも常に持ち歩き、本当にボロボロになるまでやりました。浪人を始めた時、英語の次に苦手だったのは物理でした。先生に薦められた問題集を10周以上こなし、授業で学習した問題も10周以上しました(2浪目の時)。3浪目にはなんとか物理が得点源になるようになりました。3浪目からは応用問題の問題集を2冊用いて何周も学習し、より得点がとれるようにしました。
浪人を始めた時の得意科目は数学でした。浪人1年目はほぼ数学しか勉強しない状態でしたので、2年目は、他の教科を重点的に学習し、数学は授業の予習、復習を主にしました。浪人2年目の入試がおわってから3浪目の4月までに、数学の問題集をⅠA~ⅢCまで先生に指定されたものを1周させ総点検しました。浪人3年目の数学の学習は予備校の先生方の指示に従ってこなしていきました。
6. 1日当たりの勉強時間は平均して何時間でしたか?(高校や予備校・塾での授業は除く)
11時間
7. 受験勉強で一番苦労したことは何ですか?また、それをどのようにして乗り越えましたか?
私は浪人を始めた時、ゼロどころかマイナスからのスタートでした。高校時代の学力の貯金がなかった為、知識をものにするのに苦労しました。他の人より勉強量はやっているのに全く成績が伸びず本当に苦しかったです。
高校時代の貯金の違いとはいえ、自分よりも量が少ない人が続々と成績がのびて行き合格を勝ちとっていくのを見るのは辛いものがありました。沢山沢山涙しましたが、「厳しい冬を耐えたからこそ春の桜は美しい」とか「絶対にいつか努力が大きく実るときがくる」と自分に言いきかせ頑張りました。
8. オススメの参考書があれば教えてください。
- 数学
- 良問の風、名門の森 / 河合出版
- 化学
- 実践 化学Ⅰ・Ⅱの重要問題集 / 数研出版
- 外国語
- 頻出英文法・語法問題1000 / 桐原書店
9. これから医学部をめざす後輩へ、メッセージをお願いいたします。
9. これから医学部をめざす後輩へ、メッセージをお願いいたします。
年々厳しくなっていく医学部受験。成績がいつのびるかなんて誰にもわかりませんし、入試に絶対なんてない。
本当に大変だと思います。でも、くさらず、おこたらずコツコツと努力して行けば絶対に大きく大きく努力は実ります。
もし、やる気が出なかったり、落ち込んだりした時、自分の第一志望の合格掲示板に番号があり喜んでいる姿を想像してみて下さい。きっとやる気が湧いてくることと思います。最後まで決して諦めず、自分を信じて頑張って下さい。
皆様の努力が実をむすび、医学部にそして第一志望に合格出来ることを心から祈っています。