先輩たちの医学部合格プラン
2016.04.08
『暁星高→慶應大医学部』自習室でのやり込みで苦手な物理が最後は好きになる!
慶応義塾大学(医)
村上 諒典さん
▎他の合格大学
千葉大学(医)、東京慈恵会医科大学(医)、順天堂大学(医)
▎出身中高
東京都・私立暁星中学高等学校
▎出身塾・予備校
名門会
医学部受験について
1. 医学部進学を考え始めたのはいつ頃ですか?また、理由・きっかけがあれば教えてください。
家族に医療関係者が多いため、医学部への進学は中学生のころからぼんやりと考えていましたが、私が明確に医学部進学を意識したのは高2の3学期だったと思います。そのころの校内での成績はあまり良くなかったのですが、医学部以外へ進学したときに、将来就くであろう仕事にしっくりくるものが無かったため、自分が納得できる仕事に就くためには医学部に入らざるを得ないことを自覚した時期です。
2. 現在の在籍大学を志望校に選んだ理由は何ですか?また、どのようにして決めましたか?
医学を学ぶにあたって、慶應義塾のような、縦横ともに繋がりの深い大学で交友関係を広げたかったから。
3. 本格的に受験勉強を始めたのはいつ頃からですか?
高3の6月下旬
4. 医学部の入試情報はどのような方法で入手しましたか?
- 高校の進路指導室や担任の先生、資料やデータ
- ◯
- 予備校の先生、資料やデータ
- ◎
- オープンキャンパスや進学相談会
- △
- インターネットのウェブサイト
- ✕
- 受験雑誌や書籍
- ◎
- 友達や先輩
- -
よく利用した:◎ 時々利用した:◯ 数回利用した:△ 全く利用していない:✕
5. 苦手科目の克服や、得意科目の伸長にあたって、具体的にどのような対策をしましたか?
受験勉強を始めた当初苦手科目だった物理は、力学、電磁気、波動、熱力学の各分野の基礎問題集を夏の間に一周しました。他にも、予備校で出された課題と復習に数学と同程度の時間を割き、わからないところは考えられるだけ自分で考えました。そのおかげで物理が好きになり、気づいたら得意科目になっていました。秋以降は過去問を解くだけでしたが、慶應の問題のようにクセのある問題の対策はあまりせずに、受験における標準問題を多く解きました。
6. 1日当たりの勉強時間は平均して何時間でしたか?(高校や予備校・塾での授業は除く)
平均8時間
7. 受験勉強で一番苦労したことは何ですか?また、それをどのようにして乗り越えましたか?
苦労したのは勉強場所でした。家ではなかなか集中して勉強することができず、図書館や喫茶店を転々としていた時期もありましたが、最終的には塾の自習室に落ち着きました。自習室には22時くらいまで残っていたので、それから帰宅すると23時前になるのですが、家族が帰るまで起きていてくれ、自分の至らないところをフォローしてくれたので、安心して勉強に集中できました。
8. これから医学部をめざす後輩へ、メッセージをお願いいたします。
成績を上げる一番の近道は、その科目を好きになることだと思います。なかなか成績の伸びない分野があったら、好きになる努力をするところから始めるのも一つの手です。
自分も、精一杯やれるだけやろうというところから勉強を始めて、チャレンジ校と思っていた大学を最終的には第一志望として視野に入れられ、合格することができたので、自分の力量をしっかりと見定めたうえで、諦めずに勉強する姿勢も重要だと思います。頑張ってください。