先輩たちの医学部合格プラン
2016.04.06
『宝仙学園高理数インター→杏林大医学部』日本生物オリンピック銀賞受賞は自信もつき夢にも繋がった
杏林大学(医)
相澤 陽太さん
▎出身中高
東京都・私立宝仙学園高等学校共学部理数インター
医学部受験について
1. 医学部進学を考え始めたのはいつ頃ですか?また、理由・きっかけがあれば教えてください。
中学2年の時、救急救命がテーマの医療ドラマを見て医師に興味を持った。救急救命について自分でも調べてみて、まだまだ医師が不足していること、必要とされていることを知り、救急救命医を目指そうと思った。
2. 現在の在籍大学を志望校に選んだ理由は何ですか?また、どのようにして決めましたか?
- 地元の大学で自宅から通えること
- 救急医療に力を入れており、設備など環境が整っていること
- 東京都地域枠(奨学生)入試があったこと
3. 本格的に受験勉強を始めたのはいつ頃からですか?
高校入学時から、受験を意識
4. 医学部の入試情報はどのような方法で入手しましたか?
- 高校の進路指導室や担任の先生、資料やデータ
- ◎
- 予備校の先生、資料やデータ
- ✕
- オープンキャンパスや進学相談会
- ◯
- インターネットのウェブサイト
- ◯
- 受験雑誌や書籍
- ◯
- 友達や先輩
- △
よく利用した:◎ 時々利用した:◯ 数回利用した:△ 全く利用していない:✕
5. 苦手科目の克服や、得意科目の伸長にあたって、具体的にどのような対策をしましたか?
高校入学時は、英語が苦手科目だったが、中学レベルから見直し、基礎を固めることで受験前には得意科目になっていた。勉強は授業中心。疑問点などは毎時間のように先生に聞きに行き、理解しながら先に進むようにした。1期生、クラスが少人数ということもあり、先生方も丁寧に対応してくれた。
高3の2学期頃からは、毎朝7時30分に学校に行き、先生と1対1で英作文の指導をしてもらった。毎日英作文を書き添削してもらったことで、力がついたと思う。
生物はもともと得意科目だったが、高3の夏、軽い気持ちで出場(予選を通るとも思っていなかった)した「日本生物学オリンピック」で銀賞を受賞。大きな自信になった。
6. 1日当たりの勉強時間は平均して何時間でしたか?(高校や予備校・塾での授業は除く)
4時間
7. 受験勉強で一番苦労したことは何ですか?また、それをどのようにして乗り越えましたか?
高3の秋から冬頃、成績が伸び悩んだ時期があった。不安も感じたが、「とにかくあきらめず勉強するしかない」と自分に言い聞かせた。
8. これから医学部をめざす後輩へ、メッセージをお願いいたします。
「自分が将来どんな医者になりたいか」という目標がないと、3年間モチベーションを持ち続けるのは難しいと思います。確固たる将来像を持ちながら、勉強するのが一番大切です。オープンキャンパスなどでは「この大学に通う自分」や「こんな医師になる」というイメージを持って臨むといいでしょう。また、僕は課外活動で慶應義塾大学との研究プログラムに参加させてもらったのですが、今まで知らなかった世界に出会い、すごく刺激になりました。機会があれば、将来へとつながる知識や経験を増やすといいと思います。